新潟県佐渡市で400年続く陶芸一家・伊藤家の歴代の作品が一堂に会する特別展が、新潟市の美術館で開催されています。
人間国宝の伊藤赤儘(せきじん)さんが佐渡でとれる赤い土で作った『無名異焼』に、繊細な感性から生み出される六代・伊藤赤水(せきすい)さんの作品まで。


新潟市西区の雪梁舎美術館で21日から始まった『伊藤赤水の全貌展』。
“赤水”の名は400年に渡って襲名されていて、この展覧会では五代の伊藤赤儘さんとその長男で六代の伊藤赤水さんを中心に、伊藤家歴代の作品が展示されています。

陶芸家・人間国宝 伊藤赤儘さん
「各代で自分はこういうものをやりたいんだという、個性を強く感じさせるような作品を作っているように見受けられます」
この展覧会は11月3日まで開かれています。
