浜松市の遠州灘海岸では9月20日、アカウミガメの放流体験が行われました。

命の尊さを学び自然環境を守ろうと行われているこの活動には、静岡県内から40人の親子が参加しました。

海岸にはウミガメの保護柵内でふ化したばかりの子ガメ50匹が集められ、参加者はウミガメの保護活動をしているNPO団体の職員からアカウミガメの生態や海の環境を学びました。

絶滅危惧種に指定されているアカウミガメの子ガメを手渡された子どもたちは、6センチほどの子ガメをいとおしそうに見つめていました。

<参加者>
Q.硬い?
「硬い」
<参加者>
「かわいいよ、ちっちゃい」

参加した親子らはいっせいに子ガメを放流しました。

<参加者>
「がんばれー」

参加者は、海に向かって進む子ガメの無事を祈るように見つめていました。