今年7月、東京都内でいわゆるドリフト走行など車で危険な走行をしたとして、湾岸エリアを拠点とするドリフトグループの男性2人が書類送検されました。
道交法違反の疑いで書類送検されたのは、神奈川県綾瀬市の23歳の男性会社員と、東京・世田谷区の19歳の男性です。
2人は今年7月6日未明、江東区海の森から大田区令和島までのおよそ400メートルの間、乗用車で赤信号を無視し、ドリフト走行など危険な走行をした疑いがもたれています。
警視庁によりますと、2人は東京の湾岸エリアでドリフト走行を繰り返す「ジェットストリームアタック」というグループのメンバーで、危険な走行についての110番通報が犯行の前日から当日にかけ、5件ありました。
通報を受け、駆けつけたパトカーが危険な走行の様子を確認し、追跡を開始。19歳の男性の車は単独事故を起こしましたが、けが人はいませんでした。
警視庁は今月11日、家宅捜索で2人が乗っていた車の車体の状況などを調べ、容疑の裏付けを行っていました。
23歳の男性は、任意の調べに「ドリフトのスキルを上げるために赤信号を無視してドリフトした」と話しているということです。
警視庁は、23歳の男性については検察官に起訴を求める厳重処分の意見を、19歳の男性については保護観察処分を求める意見をそれぞれ付け、書類送検しました。
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