書道の枠を打ち破るような障がいのある若者たち7人による個性豊かな書道展が、20日から2日間、富山市で開かれました。



県民会館で開かれた「なないろの墨」は、県内の12歳から29歳までのダウン症や発達障害などのある7人による作品展です。

7人は、富山市などで教室を開く「心音(ここね)習字教室」に通い、それぞれの表現を磨いています。



3年前に書道に出会った高岡市の高島遥果(たかしま・はるか)さんは、思いきりの良さが持ち味で大胆に「心」を表現しました。



会場には墨で描かれた絵も飾られていて、書道の枠にとらわれない創造的な展覧会になりました。