トランプ政権がUSスチールに対し「黄金株」を行使しました。

ウォールストリート・ジャーナルは19日、トランプ政権がUSスチールに対し経営の重要事項に拒否権を行使できる「黄金株」を使い、イリノイ州にある鋼板工場の操業停止を阻止したと報じました。

これを受け、USスチール側は工場の操業を続けるとしたうえで、「当社の目標は柔軟性の維持だ」などとコメントしたということです。

ウォールストリート・ジャーナルは、今回の対応について「トランプ政権の民間部門における影響力の拡大を示している」としています。