プロ野球ヤクルトの山田哲人内野手(30)が30日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5億円プラス出来高払いでサインした。来季は7年契約の3年目となり、会見では今季について「周りの期待する、求められている数字ではなく、チームとしては良かったが、個人的にはずっと苦しいシーズンだった」と1年を振り返った。
今季チームは29年ぶりのリーグ2連覇を達成。山田は130試合に出場して114安打、打率はプロ入りワーストの.243、本塁打は阪神・大山悠輔、巨人・ウォーカーと並ぶリーグ7位の23本、打点65をマーク。
「結果が出ず悔しいシーズンでしたが、打てなかった分しっかり守ってチームに貢献するぞと思いましたが、ゴールデングラブ賞は獲れなかった。ただ得票数の差は大きくはなく、もっと練習をしてセカンドに飛んだら安心と思われるように」と守備でもチームに貢献することを誓い、来季に向け「トリプルスリー、高い目標を持って取り組みたい。今年は悔しいというのがありますので、笑顔で終わりたい。もう涙は流さないです、笑顔で頑張ります」と意気込んだ。
また来春開催されるWBCに向けては「選ばれたときに考えます」としたが、前回の17年WBCでは2次リーグのキューバ戦で1試合2本塁打をマーク。19年の「プレミア12」では決勝の韓国戦で逆転3ランを放ち、昨年の東京五輪でもメキシコ戦で3ラン、準決勝で決勝打、決勝でも2安打と大会MVPに輝き金メダルに貢献し、侍ジャパンの主要選手として国際試合で勝負強さを発揮してきた。11月6日に行われた強化試合(巨人戦@東京D)では、村上宗隆から2者連続アーチとなる決勝弾を放った。
山田は20年オフに国内FA権を行使せず残留を発表し、年俸5億円プラス出来高払いで7年総額約40億円で契約した。来季は7年契約の3年目、主将としても3年目となり、チームのリーグ3連覇、日本一奪還を狙う。
【山田哲人の年俸推移(金額は推定)】
11年 720万 ※CSファイナルに先発出場
12年 800万 ※26試合に出場(巨人戦で初HR)
13年 1000万 ※94試合に出場(99安打、3HR)
14年 2000万 ※リーグ最多安打(193本、29HR)
15年 8000万 ※トリプルスリー達成
16年 2億2000万 ※史上初2年連続トリプルスリー
17年 3億5000万 ※打率.247と不振
18年 2億8000万 ※3度目のトリプルスリー
19年 4億3000万 ※35HR、通算200本塁打
20年 5億 ※最少タイ94試合出場(1年目除く)
21年 5億 ※主将1年目、34HR、リーグ優勝に貢献
22年 5億 ※自己ワースト打率.243、三振140
23年 5億
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