東日本大震災の後、多くの患者が殺到した石巻赤十字病院で19日、非常用発電機への給油訓練が行なわれ、関係者が一連の手順を確認しました。
訓練は大規模な災害による停電で稼働することになった非常用発電機への給油を想定したもので、輸送を担う業者などおよそ20人が参加しました。
県からの要請で派遣されたタンクローリーから、貯蔵タンクにホースを接続し、重油10キロリットルを補給するまでの流れを確認しました。
県防災推進課 大江津矢子地域防災班長「災害拠点病院の非常用電源への燃料供給は人命救助のために必要なこと。実際の手順を確認できたことは非常に意義深い」
石巻赤十字病院は震災後の停電から復旧までの2日間、非常用発電機を使用し、殺到する患者に対応しました。
燃料は3日分備蓄しているということです。