北朝鮮の金正恩総書記が、国内で開発された無人機の性能試験を視察し、無人機に導入するAI=人工知能技術の向上や生産能力の拡大を指示したと国営メディアが報じました。

北朝鮮の朝鮮中央テレビは金総書記が18日、北朝鮮国内で開発・生産されている無人機などの性能試験を視察したと伝えました。

この日は無人戦略偵察機のほか、「金星」と名付けられた系列の「戦術無人攻撃機」の性能が確認され、金総書記は試験結果に「大きな満足の意」を示していたということです。

また、金氏は「現代戦で無人兵器の利用範囲がさらに拡大している」と強調したうえで、「新たに導入しているAI技術を急速に発展させることに優先的に力を入れる」としてAI技術の向上や生産能力の拡大を指示しました。