10月4日投開票の自民党総裁選をめぐり、河野太郎前デジタル大臣が小泉進次郎農水大臣を支持する意向を表明しました。
河野太郎・前デジタル大臣
「いろいろと仲間と相談をして、今回の総裁選は小泉進次郎さんを仲間みんなで応援をしようというふうに思っております。解党的出直しができる人は誰だということを考えた時に、やはり小泉さんが最も相応しいんではないのかなというふうに思っております」
河野氏は、小泉氏について▼政治改革をめぐり、野党との交渉を担当してきたことや、▼農水大臣としてコメ問題に対応してきたこと、▼“総裁選の前倒し”を求める書面提出により党が分断されることを回避するため石破総理と面会したことを挙げ、「火中の栗を自ら拾いに行った胆力もあり、難しいことから逃げるのではなく、進んで解決にあたろうとする心意気がある」と評価しました。
そして、「日本の難しい状況の中で自民党をまとめ引っ張っていくのは小泉さんが一番相応しいと思った」などと、総裁選で小泉氏を支持する理由を説明しました。
過去3回、自民党総裁選に出馬している河野氏ですが、今回、総裁選への出馬を見送った理由について「解党的出直しが必要な中、私がやると解党になってしまうかもしれない。党をしっかり最後はまとめていける人が良いと思っている」と話しています。
2021年の総裁選では、河野氏が出馬し、小泉氏や石破総理が河野氏を支持して「小石河」連合を作りましたが、岸田文雄氏に敗れていました。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









