長崎県は、今月14日までの1週間における県内1医療機関あたりのインフルエンザ患者数が「1.0」を上回ったとして、流行期に入ったと発表しました。

長崎県によりますと今月14日までの1週間に県内51の定点医療機関で計53人のインフルエンザ患者が報告され、1医療機関あたりの報告数は「1・04」となり流行期入りの基準となる「1・0」を上回りました。

このため長崎県は18日、インフルエンザの流行期に入ったと発表しました。

この時期の流行期入りは過去5年間で最も早く、去年より4週早くなっています。

年代別で最も患者が多かったのは【0~6歳】の28人で、次いで【10~14歳】の13人、【7~9歳】の7人と、子どもへの感染が多くなっています。

長崎県では予防策として手洗いや消毒、定期的な換気のほか、10月から始まるワクチンの接種などを呼びかけています。