■東京2025世界陸上競技選手権大会(18日、国立競技場)
女子走高跳・予選が行われ、前回覇者で世界記録保持者のY.マフチク(23、ウクライナ)は1m83、1m88を回避し1m92を1回で成功させ、決勝進出を決めた。取材に応じたマフチクは「1回しか飛ばなかったから元気いっぱい」と笑顔を見せた。
昨年のパリオリンピックでは試技の合間に寝袋で休む姿が“眠れる森の美女”と注目された。
また同種目、日本勢では13年の福本(旧姓青山)みゆきさん以来6大会ぶり6人目の出場となった高橋渚(25、センコー)は1m88を3回目に成功させたが、1m92を跳ぶことができず予選敗退となった。それでも「本当に観客の皆さんの声援、応援のおかげで後押ししてもらったので、あとは自分が飛ぶだけだなと思ってます。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
女子走高跳決勝は最終日21日に行われる予定。