■東京2025世界陸上 女子400m決勝(18日、国立競技場)
女子400m決勝では女子400mハードルでオリンピック™2大会連続金メダルのS.マクローフリン(26、アメリカ)が出場し、世界歴代2位の47秒78をマークし、大会新記録で金メダルを獲得した。
5レーンのマクロ―フリンは、スタートから飛び出すと前半から飛ばす。第3コーナーから最終コーナーにかけてトップに立つと、最後の直線でもスピードを落とすことなく、1着のままフィニッシュし、大会新記録での金メダル獲得となった。
予選では49秒41の組1着で突破。さらに準決勝でも危なげなく48秒29の全体トップで決勝進出を決めたマクローフリン。400mハードルでは6回の世界記録更新を成し遂げており、22年の世界陸上オレゴンでは金メダルを獲得。今大会は400mに出場し、これまで男女通じて一度もない史上初の二刀流金メダルに輝いた。
また、前回女王でパリ五輪金メダリストのM.パウリノ(28、ドミニカ共和国)は47秒98で銀メダル。ドーハ以来3大会ぶりの頂点を狙っていたS.E.ナセル(27、バーレーン)は48秒19で銅メダルを獲得した。