気象庁が18日午後3時40分に発表した最新の「短期予報解説資料」によりますと、19日(金)に上空ではー9℃以下の寒気を伴うトラフ(雲の広がりやすい「気圧の谷」)に対応して、朝までに華北付近で前線が発生。夜までに前線上には、低気圧が発生して、朝鮮半島付近に進む見込みです。
また、20日(土)になると、この低気圧が発達しながら日本海を東北東に進むとみられています。
日中の昇温や高気圧縁辺を回る暖かく湿った空気の影響により19日は西日本を中心に。発達しながら日本海を東北東に進む低気圧や、前線に向かう暖かく湿った空気の影響で20日は西~北日本で大気の状態が不安定となり、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り「大雨」となる所があると予想されています。
また、低気圧周辺で気圧の傾きが大きくなり、北~西日本では20日は、強い風が吹き、波が高くなる所があると見込まれるため、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒。落雷、突風、降ひょう、強風や高波に注意が必要だと気象庁は呼び掛けています。
気象情報は日々変わっていくため、今後も最新の情報、天気予報には留意する必要があります。
※【5日先までの雨と風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。