衆院富山1区の自民党現職、田畑弘明議員による不適切な党員登録問題をめぐり、自民党の富山1区支部長のポストが「空席」となっている問題で、自民党富山市連の藤井大輔支部長は、選考委員会を10月4日をめどに立ち上げる考えを明らかにしました。

衆院富山1区の現職、田畑弘明議員による無断・架空党員の登録疑惑により次期衆院選の富山1区公認候補となる支部長のポストについて、自民党県連と富山市連は、田畑氏を選任しない方針をすでに決めています。

このため、田畑氏の後任の1区支部長については、選考委員会を設置して協議することになっていて、17日の常任総務会では、総裁選の投開票が行われる10月4日をめどに選考委員会を立ちあげる方針を確認しました。

選考委員会のメンバーは7人から9人を想定し、参議院選挙の総括で「若い世代の声を反映できなかった」反省を踏まえ、県議や市議のほか民間の若い世代や女性を起用する案もあがったということです。

支部長選考について富山市連の藤井大輔支部長は「納得のいくプロセスで決めていきたい」とコメントしています。