「直接顔を合わすには『デートカード』が必要」などというSNSのやりとりから高知市の会社員の50代男性がおよそ80万円を騙し取られていたことが分かりました。
高知県警によりますと、10日高知市の50代男性のSNSに女性から「あなたの人柄にひかれて優しい人だと思いました」とメッセージが届きました。
男性が返信したところ、別のSNSでやり取りすることになり「玲子」というアカウントとやり取りが始まりました。
「玲子」は「東京に住んでいるので私には会えないが、高知の女性を紹介することができる」などと言い、女性の写真を5,6枚送付。
男性が女性の紹介を依頼すると、「田中慶子」という女性を紹介されました。
その後、男性が「田中慶子」とやり取りをしていると「直接顔を合わすには『デートカード』が必要」と言われ、男性は初期費用や保証料などの名目で10回にわたりおよそ80万円を送金しだまし取られたということです。
高知県警は「さまざまな理由を設けて複数回金銭を要求する業者は詐欺を疑ってほしい」などと注意を呼びかけています。