岡山市中心部で今月(9月)26日に開幕する現代アートの祭典、岡山芸術交流に向けタンポポを使った作品の制作作業が公開されました。

制作作業が行われたのは岡山市北区出石町の空地です。直径約10メートルの円形に敷き詰められた土に約3000株のタンポポの苗が植えられていきます。
メキシコ出身の女性建築家、フリーダ・エスコベドさんの作品です。黄色い花を咲かせたあと、白い綿毛をつけるタンポポ。種子が風で運ばれまた別の場所で育つ一連の様子から「変化と循環」を表現するといいます。

(岡山芸術交流実行委員会事務局 矢吹大輔さん)
「普段空地になっているところに突然作品が現れるような会場になります。なんだろうという違和感ですとか、不思議な感じを味わっていただきたい」
岡山芸術交流は今月26日に開幕します。