判決は“危険運転”成立認める
17日午後に開かれた判決公判で、下山洋司裁判長は「事故を起こすまでは周囲の状況を適切に把握して運転できており、酔いの程度がそこまで強いものだったとは考え難い」「赤信号をことさらに無視して交差点に進入したと認められる」として、危険運転致死傷罪の成立を認めました。そして「結果は極めて重大で、被告は反省の言葉を述べるものの、不合理な弁解に終始しており、真摯に本件事故に向き合っているとはいえない」などとして、池田被告に懲役12年の実刑判決を言い渡しました。

判決言い渡し後、池田被告の弁護人は「判決内容を精査し、被告と相談の上、控訴するか検討する」と話しました。