長崎西ロータリークラブが17日、長崎市の児童養護施設で子どもたちが使う毛布をふかふかにして届けるクリーニングのボランティア活動に取り組んでいます。

家庭の事情などで親と一緒に暮らせない子どもが生活する「マリア園」。

長崎西ロータリークラブでは、1986年から園で使う毛布のクリーニングをボランティアで続けていて、今回で40回目となりました。

17日は朝から会員と園の職員がおよそ70枚の毛布やぬいぐるみを車に積み込みました。

園では現在、3歳から20歳までのおよそ40人が生活しています。

長崎西ロータリークラブ・尾本久男会長「きれいな寝具で寝た時気持ちがほっこりなる、そう思ってもらえればやりがいがある」

児童養護施設マリア園・赤岩保博施設長「感謝の念しかないですね。大人不信が強かった子どもたちも大人を信頼できる、そうなってくると社会を信頼する、自立していけるのではないかと思っています」

毛布をクリーニングするのはこの活動を始めた会員の店、パールドライ。午後には、ふかふかになって施設に届けられる予定です。