個人情報保護について議論する国際会議が韓国で開かれ、世界で急速に広がる生成AIについて「プライバシー侵害だ」などと批判の声も上がりました。
韓国・ソウルで開かれた会議には、アメリカや欧州各国のプライバシー規制当局のほか、グーグルやメタなどITを代表する企業の担当者が出席しました。
会議では、秘匿性の高いメッセージアプリ「シグナル」を運営する団体の代表、メレディス・ウィテカー氏が講演し、世界で急速に開発が進んでいる生成AIについて「プライバシー侵害にあたる」などと批判しました。
『シグナル』運営団体代表 メレディス・ウィテカー氏
「私たちはロボットの執事や魔法のAIといった未来を企業に売りつけられている。しかし、その代償は明らかにされていない。これはプライバシー侵害です」
ウィテカー氏はさらに、JNNの取材に応じ、AIの開発競争が巨大IT企業が個人情報を支配する“監視社会化”を助長すると警鐘を鳴らしています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
