国内最大級の竜巻が発生した静岡県牧之原市では、3連休中も厳しい暑さの中で復旧作業や被災した住宅の調査が進められました。
9月14日、最高気温が32.4℃に達した静岡県牧之原市では復旧に向けた作業が続けられていました。
<住民>
「やっぱり大変だよね、この暑さだから余計ね。少しでも片付けないと。全部解体するとはいってもね。食欲がなくても、やっぱり食べないと元気が出ない」
特に竜巻被害が甚大だった細江地区では牧之原市や応援に入った自治体の職員が被害のあった住宅を訪れ、り災証明書の発行に必要な被害認定調査を行いました。職員らは設定された項目を一つずつ確認し、外観や家の中の状態から「全壊」や「半壊」などの6段階に評価します。
<被害認定調査を受けた住人>
「(自宅の)2階の屋根は飛んでしまった。判定が出ないとお金も出ないし、それからなので、2次被害、3次被害にあうと迷惑かかってしまうので、(罹災証明が)早く発行されればすぐにでも解体したい」
牧之原市によりますと、申請があった住宅から被害認定調査を進めているものの全ての調査を終えるのには1か月ほどかかる見込みです。