アメリカがG7=主要7か国に対し、ロシアから原油を購入する中国とインドへの関税引き上げを求めたことについて、中国外務省は「経済的な脅迫だ」と非難しました。
12日に開かれたG7財務相の電話会合でベッセント財務長官は各国に対し、中国とインドへの関税を引き上げるよう求めました。
これについて、中国外務省の報道官は15日の記者会見で、「中国がロシアを含む世界の各国とエネルギー協力を行うことは合法的である」としたうえで、次のようにアメリカを非難しました。
中国外務省 林剣報道官
「アメリカのやり方は典型的ないじめ・経済的脅迫であり、国際経済・貿易のルールを著しく破壊するものだ」
また、ロシアのウクライナ侵攻について「中国は客観的で公正な立場を維持し和平交渉を促している」と改めて主張。中国への関税を引き上げた場合、報復措置をとる可能性を示唆しました。
14日からスペインで行われているアメリカと中国の貿易協議では、ロシア産原油の購入についても議題になる見通しですが、中国側は強く反発していることから、一致点を見出すのは難しい状況です。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
