秋の訪れを告げる南砺市城端地区の伝統行事「城端むぎや祭」が14日、行われています。
城端むぎや祭はことし73回目で、会場のひとつ『じょうはな座』では保存会などが入れ替わりで麦屋節などを披露する競演会が行われています。

麦屋節は源平の戦いで敗れた平家一門が五箇山に落ちのび、弓矢を「すき」や「くわ」に変え、慣れない農作業の合間に歌ったのが始まりとされています。

ことしは能登半島地震の復興に繋げようと、麦屋節のルーツのひとつともいわれる石川県輪島市の「能登麦屋節保存会」も出演しました。城端むぎや祭は午後8時から総踊りが行われる予定です。
