人手不足が深刻な福祉分野の人材を確保しようと、福島県郡山市で大規模な合同就職説明会が開かれました。
この就職説明会は、福島労働局とハローワーク郡山が企画したもので、介護施設や病院など郡山市を中心に27の事業所が参加しました。
ハローワーク郡山管内の介護分野の有効求人倍率は、今年9月現在、4.31倍で全体の1.87倍に比べて大幅に高く人手不足が深刻になっています。
参加した事業所の人たちにとって、求める人材は?
ほっと福祉記念会・伊東佳太さん「基本的に若手は必要でも、定年退職した方も法人に来て働いていらっしゃるので結構幅広い人材が必要です」
一方、職を求める人たちの目的は?
郡山市の求職者「これからの人生で、定年したので福祉関係に興味があって聞いてみたいなと思って」
郡山市の求職者「今までの経験や資格を生かしたところでご縁がある事業者さんと巡り合えたらなと思って来ました」
会場には、福祉の仕事に興味を持ってもらおうと「介護支援ロボット」の体験ブースも設けられました。
水津邦治アナウンサー「体を前に傾けると腰が上に引っ張られるような感じがして楽です、腰が」
説明会には、福祉関係の就職を希望する96人が訪れ、仕事の内容などを確認していました。
福祉の分野では新型コロナの影響で人手不足がより一層深刻になっているとのことで、ハローワーク郡山では、こうした機会を今後も設けてマッチングを図っていきたいということです。
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