博多三大祭りの一つ放生会(ほうじょうや)が福岡市東区の筥崎宮で12日、始まりました。

今年は残暑の厳しさを受け、初めて救護所が設置されています。

今年は2年に一度の御神幸も

どんたくや博多祇園山笠とともに博多三大祭りの一つに数えられる、放生会。

生命をいつくしみ、秋の実りに感謝する祭りで、1100年以上続いているとされています。

そして今年は2年に一度行われる御神幸(ごじんこう)が午後6時から実施されました。

福岡市の無形民俗文化財に指定されていて神職や氏子などおよそ500人が列を作り、馬や神輿とともにおよそ7キロ練り歩きます。

参道に露店 名物新しょうが

また参道には、名物の新しょうがなどおよそ500の露店が並んでいます。

今年は一時救護所を設置

残暑の厳しさを受け、今年は一時救護所も設置されました。境内の建物の中と参道の警察官詰所内に、日中は4~5人の救護スタッフが常駐しています。

放生会は18日(木)まで開催されています。