トラックの荷台スペースに大きな広告を表示し街中を走る広告宣伝車いわゆるアドトラック。福岡市が規制の強化を前向きに検討していることが分かりました。
福岡市は、アドトラックについて今年4月から、福岡市天神とJR博多駅周辺で実態調査を実施しています。

アドトラックは、トラックの荷台スペースに大きな広告を表示し派手な色や大きな音を使って街中を走る広告宣伝車です。
これまで福岡市には、市民から「音がうるさい」や、「風俗関連の広告がよくない」といった意見が寄せられ、問題となっていました。

7月まで実施したおよそ64時間の調査ではアドトラックが202台確認されていて、このうち風俗関連の車は196台。
このうち、およそ6割が福岡県以外のナンバーだったいうことです。
福岡市の条例では、市外を拠点とするアドトラックは規制の対象外となっていて、市は1年間の調査期間を待たずに規制の強化を前向きに検討していることがわかりました。

福岡市の担当者は、「市外を拠点とするアドトラックに対しても市の許可を必要としたい」としています。