12日午後、新潟市 江南区の踏切で特急列車と軽乗用車がぶつかる事故がありました。軽乗用車を運転していた女性と列車の乗員・乗客にけがはありませんでした。
【記者リポート】「線路には特急列車が止まっていて、

線路わきには車が逆さまになっています。歩道に破片が散らばっています」

警察やJRによりますと、新潟市 江南区 東船場のJR信越線の踏切で、12日午後1時10分ごろ、70代の女性が運転する軽乗用車と新潟発ー上越妙高行きの特急列車が衝突したということです。

【近くに住む人は】「ドーンと本当に車がぶつかった音。びっくりしたよ。大したことなきゃいいなと思ったけど」

【近くに住む人は】「ブレーキと非常ベルがものすごい音だった。そしたらバーンと爆発みたいな音で『けがはない』って言ったから、それだけで私は十分って言って、そしたら涙が出てきてさ」

軽乗用車を運転していた70代の女性はBSNの取材に対し、「遮断機が下りる前に踏切内に侵入し、歩行者を確認したため減速した。

遮断機が閉まったため、車の外に出て非常停止ボタンを押した」と話しています。

女性や列車の乗員・乗客にけがはありませんでした。

この事故でJR信越線は新津ー新潟駅間の上下線で2時間ほど運転を見合わせ、およそ1700人に影響が出たということです。

警察が詳しい当時の状況を調べています。