静岡県は9月12日、新型コロナウイルスの患者数が独自に定めた注意報の基準値を下回ったとして、8月29日から出されていた「感染拡大注意報」を解除しました。ただ再び増加して注意報レベルになる恐れもあるとして、引き続き感染防止対策を呼び掛けています。

県によりますと、9月1日から9月7日までの1週間の定点1医療機関あたり患者数は7.80人で、県が独自に定めた注意報レベルの8人を下回りました。

このため、8月29日から出されていた「感染拡大注意報」を9月12日に解除しました。

静岡県では注意報の基準値をわずかに下回ったものの、患者数の下降スピードが遅く、再度増加して注意報レベルになる恐れもあるとして、引き続きマスクの着用や換気、手洗いなど感染防止対策を呼びかけています。