岐阜市の柳ケ瀬商店街で、老朽化が進むアーケードの半分近くを撤去する方針が固まりました。

岐阜柳ケ瀬商店街振興組合連合会によりますと、撤去するのはアーケードの半分近くにあたる北側エリアの約750メートルで、メインストリートの柳ケ瀬本通りを含む5つの商店街組合が管理する部分です。

長年老朽化への対応が課題となってきましたが、高齢化や空き店舗の増加で、維持管理の負担が重くなっていたことから、撤去に踏み切るということです。

(岐阜柳ケ瀬商店街 振興組合連合会・水野琢朗理事長)
「大きな変化を迎える中で、北部のエリアを盛り上げるための起爆剤に、アーケードを撤去して新しい通りを作ることがつながると思う」

撤去にかかる費用は約3億円の見込みで、10年後の完了を目指すということです。