福岡県糸島市で死んでいる野生のイノシシから県内で5例目となる豚熱の感染が確認されました。
県は今後、国などと協議し野生イノシシに対する経口ワクチンの散布を行う予定です。

福岡県によりますと、10日、福岡県糸島市二丈鹿家の道路脇で、死んでいる野生のイノシシが見つかり豚熱の感染が確認されました。

これまで豚熱の感染は、久留米市で3件うきは市でも1件確認されていて今回が5例目となります。

県は、9月16日からうきは市でイノシシの死骸が見つかった地点から半径15キロメートル圏内の5市村・110の地点で、経口ワクチンを散布することにしています。
県は今後、国などと協議し糸島市でも野生イノシシに対する経口ワクチンの散布を行う予定です。