9月8日未明、約3年ぶりに全国で皆既月食が観測され、各地で雲の合間などから“赤銅色の月”が姿を見せました。次回は来年3月3日、夕方から見やすい時間帯に起こります。

写真は長崎県天文協会の松本直弥会長が、9月8日未明、長崎県佐世保市で撮影したものです。

長崎県天文協会 松本直弥会長:
「雲がかなり多くて難儀しましたが、皆既中02:50頃、03:30頃の2回、それぞれ10分ほど雲が晴れました。暗い空に赤銅色の月が浮かぶ姿は何度見ても幻想的です」

次回の月食は

次回の月食は来年の3月3日、今度は夕方からの見やすい時刻に起こります。【画像を見る】次回の月食の時間

国立天文台の発表によりますと、
食の始めは3日18時50分頃
食の終わりは3日22時18分頃となっています。