宮城県気仙沼市内の調理製菓専門学校で10日に飲食店経営者の特別講義が開かれ、生徒たちが経営の心構えや特産のサメの有効活用策などについて学びました。

気仙沼リアス調理製菓専門学校で開かれた特別講義には、1、2年生15人が参加し、市内で飲食店を経営する大木勇気さんが講師を務めました。

大木さんは、飲食店の経営には資金繰りなどの計画をしっかり立てることや常に挑戦し続けることが大切だと訴えました。

また、特産のサメ肉の有効利用として、自ら考案したヨシキリザメとアオザメの肉を使った餃子と唐揚げを紹介し、生徒たちが試食しました。

生徒:
「サメの肉の(あまり)使われていない部分をどのように料理するか勉強になった」
「生徒借入や投資だったり、起業してからのお金の使い方を学べて勉強になった」

講師 大木勇気さん:
「地元の特産品や生産されている物を、若者が活用して、自分の成長に役立てていく、そういった所を学生一人ひとりが意識して、社会で頑張ってもらえたら嬉しい」

この専門学校では、将来、飲食店の経営を希望している生徒たちもいて、地元食材の魅力や地産地消の大切さについて学んでいました。