JAXAの宇宙センターがある宮城県角田市は、2025年度から小中学校で宇宙教育プログラムに、本格的に取り組むことになり、9日に教職員を集めた公開授業が行われました。

宮城県角田市の北郷小学校で5年生を対象にした公開授業には、市内の小中学校の教職員など約40人が参加しました。

JAXA角田宇宙センター特任担当役の吉田誠さんが、「宇宙でも植物は育つか」をテーマに授業を行いました。

JAXA角田宇宙センター特任担当役 吉田誠さん:
「宇宙でも(植物に必要な)太陽の光は十分届いていて、むしろ雲がないので全部届く」

角田市では、2025年度から7つの小中学校で宇宙教育プログラムに総合学習として取り組みます。

5年生:
「宇宙で植物が育つことを知ることができて良かったです」

小学校教諭:
「子どもたちが、自分たちで考えながら宇宙に関わっていくような実践をしていきたい」

宇宙教育プログラムは、年度ごとに1時限、将来的には、3時限を目安に実施するということです。