イギリス国防省は、自国が管理する国際基金を通じてウクライナにおよそ4000億円規模の追加支援を行うことを発表しました。
ロンドンで9日、ウクライナへの軍事支援について話し合う「ウクライナ防衛コンタクトグループ」の会合が開かれ、イギリスのヒーリー国防相やNATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長らが出席しました。
イギリス国防省によりますと、会合でヒーリー氏はイギリスが管理する国際基金を通じて20億ポンド、日本円でおよそ4000億円規模の軍事支援を行うと発表しました。
すでに防空システム1000基以上や、無人航空システム600機以上がウクライナに供与されているほか、今後、数週間のうちに追加の装備が届けられる予定だということです。
ヒーリー国防相は会合で「プーチン大統領は攻撃をエスカレートさせており、迅速な行動が必要だ」と述べ、支援を強化する姿勢を示しました。
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