歌手の橋幸夫さんが亡くなり、その通夜に出席した「二代目橋幸夫 yH2」のメンバー3人が、師匠への想いを語りました。小牧勇太さん、進公平さん、徳岡純平さんの3人は、故人を偲びました。

「僕はその最後に、亡くなられる10日間前ほどに最後にお会いさせていただいたのですが、その時も、お話はできず」と小牧さんは振り返ります。「橋さん、また来ますんで早く歌お願いしますね」と声をかけたものの、それが最後になってしまったことを「もっと会いに行けばよかったなっていうのが心残り」と語りました。
進さんは「今年1年間ずっと夢グループの20周年記念コンサートで橋さんとずっと一緒に行動させていただいて」と話し、「身の回りのこと、お手伝いさせていただいたり、一緒に地方行ったらご飯食べたり、観光したり」といった思い出を振り返りました。「本当に橋さんのこと今も大好きなんです」と目を潤ませながら語る姿が印象的でした。

徳岡さんは、「最後にお会いしたのが、この間の日曜日」と話し、「そこから数日で、橋さんが亡くなったという連絡を受けた時、お客様が来ていて対応中だったんですけど、全然話が入ってこなくて」と当時の衝撃を伝えました。「まだ亡くなったっていうのが信じられなかった」と語りました。
橋さんとの関係について3人が語る言葉は深い敬愛に満ちていました。小牧さんは「憧れとか尊敬とかいう言葉だけでは片付けられない」と表現し、「師匠、永遠の師匠です」と述べました。進さんは「師匠でもあるんですけど、本当になんかもう一人の父親というような感じが近い」と語り、徳岡さんも「尊敬する大先輩であり師匠でもあり、父親でもあり」と、その関係の深さを表現しました。

橋さんの優しさについても3人は口を揃えます。「すごい優しい方であんまり怒られたことがない」と進さんは話し、「気さくに話しかけてくれますし、話してくれて一緒にご飯食べようとか言って楽屋に入れてくれたり」と当時を懐かしみました。

今後も3人で活動を続けていく予定と語る二代目橋幸夫のメンバー。「僕たちこれからも橋さんに認めていただけるように頑張りたい」と進さんは決意を述べました。
【担当:芸能情報ステーション】