台湾の民間団体から学校給食用の台湾米が9日、山口県に贈られました。

台湾からの訪問団が県庁を訪れ、団長の涂醒哲・元嘉義市長から、村岡知事に台湾米が手渡されました。日本のコメ不足をニュースなどで知った台湾の民間団体から、友好の証しとして初めて贈られたもので、量は10トンです。

涂 元嘉義市長は「両国の深い絆を次の世代につなげるように努力したい」などとあいさつ。村岡知事は「互いに支え合ってきた友好の歴史を踏まえての協力に感謝しています」と、お礼を述べました。

贈られたコメは、およそ300の公立学校に提供される予定です。