J1の舞台で健闘を見せるファジアーノ岡山です。初シーズンも残すところ10試合。1つでも上の順位を目指す監督、選手たちに終盤戦に向けた意気込みを聞きました。

9月に入っても続く猛暑の中、選手同士が声を出し合い、練習にも気持ちが入ります。28節を終え、11勝11敗6分けと、現在11位のファジアーノ岡山。初のJ1シーズンも残すところあと10試合です。

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「今までなんにも変わらず。自分たちの力を出し切っていく。われわれ、強く守備をするチームなので、しっかり守備をして相手に簡単にプレーさせないことからゲームを支配しようとするチームなので」

チームの持ち味でもある「堅守」を、シーズンを通じて貫き通します。その一端を担っているのは、ディフェンスラインを束ねる、センターバックの田上大地選手。前節の京都戦での大敗を糧に、残りの試合に挑みます。

(DF18 田上大地選手(32))
「立て続けに失点してしまったんですけど、やっぱりそこで、自分含めてそこで崩れない強さというのは、改めて必要なんだなと思いましたし、エネルギッシュでファジアーノ岡山らしい試合を見せられるように自分たちは準備していくので、期待して待っていてほしいなと思います」

一方、攻撃面では巧みなパスでゴールを演出する江坂任選手と、高い得点能力をもつ佐藤龍之介選手が見せ場を作っています。

先月の3連勝においては、互いに息のあったプレーで得点に繋げていました。

(MF8 江坂任(33))
「より時間が長くなって、選手同士の理解度も増えましたし、リーグ一周した中でどうやって戦っていくのかというのが見えたので、そこがうまくチームとしてマッチしたのかなと思います」

(MF39 佐藤龍之介(18))
「全体的に良いコミュニケーションがとれて、関係性が良くなっているので、非常に良いかなと思っています。ああいった試合(京都戦)の後が大事だと思っているので、チーム一丸となってもう一回、自分たちの良さを出して戦いたいと思います」

チームのコミュニケーションを高めて、自分たちのサッカーを貫き1つでも上の順位へ。ファジアーノの次節は今月(9月)13日、ホームで、名古屋グランパスを迎え撃ちます。