横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから45年。
めぐみさんの母校である新潟市中央区の新潟小学校では、28日朝に『帰国を願う集会』が開かれ、めぐみさんの母・早紀江さん(86歳)も、電話で児童たちにメッセージを送りました。


【6年生】
「来年こそ、来年こそは、おかえりなさいと言えますように」


『横田めぐみさんの帰国を願う集会』は、卒業生であるめぐみさんが北朝鮮に拉致されたまま、今になっても帰国できない事実を知ってもらうために、10年前から毎年開催されています。


めぐみさんの同級生である池田正樹さんも集会に参加し、母・早紀江さんも電話で児童たちにメッセージを送りました。


【横田早紀江さん】「めぐみちゃんが新潟にいたころのように、明るく元気で歌を歌って、みんなとにこやかに笑いあって助け合って暮らしていたこの国に、早く帰ってくるように毎日お祈りしています」


【6年生】
「めぐみさんや被害に遭われた方が、一日も早くご家族のもとに帰ることを心から願います」


「もし自分が同じ目にあったらと考えただけで胸が苦しくなるのに、そんな目にあっている人が実際日本にたくさんいると思うと、一刻も早く解決してほしいなと思いました」


新潟小学校では授業を通して、学年ごとに拉致問題を学ぶということです。