山口市の海水浴場で7日、恒例の「えび狩り世界選手権」が開かれました。
「あいおえび狩り世界選手権大会」はクルマエビ養殖発祥の地、秋穂の恒例行事です。去年は台風の影響で中止されたため、2年ぶりの開催です。およそ2万4000人の応募があり、県内外から1200人が参加しました。
競技開始の合図とともに参加者は一斉に走り出します。干潟に放されたクルマエビはおよそ1万2000匹。制限時間の40分に、手づかみで捕まえた数を競います。
参加した子ども
「たくさん(取れた)。たぶん15匹くらい。つかんだら絶対に離さないで、思い切りグってやる」
参加した親子
親「家族のためにいっぱい取れてよかったです」
子ども「エビフライにして食べたいです」
初めての参加者
「初めてだったから、こんだけ取れてうれしいです」
競技の結果、77匹を捕まえた下関市の廣島奨之さんが2大会ぶり、3回目の優勝を果たしました。
優勝 廣島奨之さん
「今回チャンピオンになれたので、会社の人も期待しているので、来年も必ず王座を守り抜きたいと思います」
強い日ざしが照りつける砂浜の熱い闘いは夏の思い出になったようです。