7日阪神タイガースがセ・リーグ史上最速の優勝を決めました。富山県内の虎党も歓喜に沸きました。

勝てば優勝が決まる広島東洋カープとの一戦。
阪神甲子園球場から約350キロ離れた富山県射水市の「麺処 煮込亭」でも熱い声援が送られました。
この試合、先にチャンスを作ったのは阪神。2回ウラでした。
大山悠輔選手の2塁打、木浪聖也選手のライト前ヒットでランナー1・3塁のチャンスを作ると、髙寺望夢選手の犠牲フライで阪神が先制します。
しかし、5回表、阪神先発の才木浩人投手が相手打者の頭部への死球で危険球退場となります。
この場面で独立リーグ・富山GRNサンダーバーズ出身の湯浅京己投手が緊急登板。ランナーを1人背負いながらも落ち着いたピッチングで打者を打ち取り、この回を無失点で切り抜けます。
6回ウラ、1アウト3塁で近本光司選手。店に集まったファンの応援にも熱が入ります。
富山の声援が届いたのか、近本選手が犠牲フライ。貴重な2点目を挙げます。
2対0、阪神リードで迎えた9回表。
ウイニングボールをセンター近本選手がつかみ、阪神が2年ぶり7度目のセ・リーグ優勝をプロ野球史上最速で決めました。就任1年目の藤川球児監督が5度宙に舞いました。

阪神ファン
「感無量です」
「みんなと喜びを分かち合えたのがとても嬉しく思います」
「(ことし産まれる)子どもの名前は、美しい王の虎と書いて美琥にします。優勝したから」
優勝の喜びをビールかけで分かち合いました。
