台風15号の影響で静岡県内では線状降水帯が複数発生し、牧之原市では突風により200棟以上の住宅で被害が確認されました。

9月5日、牧之原市で突風が発生し、市によりますと5日午後8時の時点で228棟の住宅で屋根が飛ばされるなどの被害が確認されました。

けが人も相次ぎ、地元の病院では30人ほどが治療を受けたということです。

電柱が複数倒壊し、市内では広い範囲で停電していて、復旧のめどは立っていません。停電が続く住宅では住民がロウソクなどを準備していました。

<被害を受けた住民>
「この暑さと、冷蔵庫の中の物が心配ですね。やっぱり電気ですね今は」

牧之原市は避難所を開設し、被災した人たち集まりました。市は6日、静波海水浴場の駐車場に災害ごみの仮置き場を設置します。