愛知県は不登校の生徒に対応する中高一貫教育を、日進高校に導入することを明らかにしました。

(愛知・大村秀章知事 28日午前10時過ぎ)
「不登校の生徒が高校卒業まで安心してゆとりを持って学ぶことができる、中高一貫校を設置します」

愛知県では、6年間の持続した教育を行うため県立高校に中学を併設する、中高一貫教育を進めています。

これに関連し、大村知事は28日の会見で、不登校の生徒が安心し、ゆとりをもって学ぶことができる中高一貫校として、学び直しや少人数教育に力を入れている日進高校に決めたことを明らかにし、中学校に1学年40人のクラスを新設します。

具体的には授業時間を短縮したり、授業開始を午前9時半にしたりすることを検討しているということです。

中高一貫については愛知県の第一次導入校として既に明和高校、津島高校、半田高校、それに刈谷高校の4校が決まっていて、3年後の開校を目指しています。