停戦後のウクライナにおける「安全の保証」について、フランスとイギリスが主催する有志連合の首脳会合が行われ、マクロン大統領は「26か国が地上などに部隊を派遣することを約束した」と発表しました。

記者
「今、ゼレンスキー大統領がフランス大統領府に到着しました。安全の保証について、詰めの協議が行われるとみられます」

有志連合の首脳会合は4日、パリで行われ、EUのフォンデアライエン委員長のほか、オンラインも含め35か国の首脳が参加しました。

会合では、ウクライナ軍の強化策や停戦後のウクライナに派遣する部隊について話し合われました。

フランス マクロン大統領
「26か国が安全を確約するために、ウクライナの陸・海・空で部隊を展開することを約束しました」

マクロン大統領は会合後にトランプ大統領と電話会談を行ったと明らかにしました。

アメリカの関与について、今後数日以内に取りまとめ、ロシアが和平を望まない場合はアメリカと連携して制裁を強化することを確認したということです。

また、ゼレンスキー大統領は会見で、プーチン大統領が「モスクワに来るなら会談は可能」と述べたことに対して、「会談を望んでいないということだ」と反発しています。