MBCふるさと特派員や視聴者の皆さんから寄せられた各地の話題を紹介する「かごしま南北600キロ」です。今回は甑島から、珍しい行事の話題です。
上甑島の里町に伝わる「かずらたて」が行われました。
五穀豊穣を願う行事で山からとってきたカズラをつぎ合わせて綱を作り、それを大蛇に見立てて、仮装した若者や大漁旗を掲げた人たちが街中を練り歩きます。
カズラの前をはねながら踊る若者はネズミに。顔を白く塗っているのは、神様に見立てているそうです。
以前は、十五夜に行われていましたがいまはお盆に合わせて行われています。
撮影したふるさと特派員の藏野量夫さんは、「いつまでも続いてほしい伝統行事です」と話していました。