小林雅美さん:
「黒とう病が出ていて、これは切ったほうがいいよって」

市によりますと果樹の一大産地の峡東地域に比べ降水量が多いため、去年は葉や実に黒い斑点ができる黒とう病といった病害が相次ぎました。

小林さんの畑でも消毒が足りず被害に悩まされたといいます。

左 小林雅美さん 右 県富士・東部農務事務所 松本啓さん

県富士・東部農務事務所 農業農村支援課 松本啓副主幹:
「収穫のときビニールを用意して発病したものを中にどんどん入れて散らす(取り除く)ようにする」


品質向上のため県と市の指導員が巡回や講習会を行い、経験の浅い農家をサポートしています。

目指すは峡東地域に負けない新たな果樹王国です。

都留市で果樹農家 小林雅美さん:
「空いている土地がいっぱいあるので、うまく活用できればできるのではないかと思う。向こうのフルーツラインではないがフルーツ街道を作りたい」