こうした中、都留市は温暖化をチャンスと捉え果樹栽培に参入。
モモやブドウを新たな特産品にして農家の収入を増やそうと8年前の2017年から畑の整備に補助金を出しています。

小林さんも制度を活用し5年前に田んぼや野菜畑だった場所で果樹栽培を始め、現在はモモとブドウであわせておよそ10品種をつくっています。
小林雅美さん:
「作ってみて、やりやすい。(実が)出て獲れるのはうれしい。買ってもらえたら喜んでもらえたら最高」

市が補助制度を始めた8年前は果樹農家は1人だけでしたが今は20人に増え、収穫したブドウやモモは道の駅つるで販売しているほか、市のふるさと納税の返礼品として人気が出ています。
しかし栽培するうえで地域ならではの悩みも…