9月4日(木)に駅の構内に不審者が侵入した事態を想定し、JRの駅員と警察官が連携し、身柄を確保するまでの手順を確認する訓練が白石市で行われました。

白石蔵王駅で開かれた不審者対応訓練には、駅員や警察官などおよそ20人が参加しました。
訓練では、駅構内にナイフを持っている不審者がいるという想定で通報を受けた駅員らが非常通報装置で警察に連絡し、不審者を刺激しないよう気を付けながら凶器を手放すよう説得し時間を稼ぎます。

そこに警察官が駆けつけさすまたなどを使って不審者を制圧するまでの手順を確認しました。

白石警察署・鈴木竜也 地域課長:
「不審者を見かけたら近寄ったりとかせずに、距離をとって自分の身をまず第一に守ってもらいたい」

白石市では10月4日に全国育樹祭の開会式が行われる予定で、多くの人が訪れることから訓練を行ったものです。きょうは駅員向けの護身術の訓練などもあり、日常からの危機意識を高めていました。