石破総理が追加の経済対策の検討を近く、関係省庁に指示する方向で調整に入ったことが分かりました。国会記者会館から中継です。
自民党で“総裁選の前倒し”の是非を問う手続きが進む中、続投を目指す石破総理には、“政治空白”を作らない姿勢をアピールする狙いがあるものとみられます。
複数の政府・与党関係者によりますと、石破総理は物価高などに速やかに対応するため、近く追加の経済対策の検討を関係省庁に指示する方向で調整に入ったということです。
参議院選挙の大敗を踏まえ、自民、公明両党が公約に掲げた国民一律2万円の給付案については、見直す方向で検討が進められるものとみられます。
政権幹部は、「今週中に指示を出すのではないか」と話していますが、財務省幹部は「具体的なことは聞いていない」としていて、続投に意欲を見せる石破総理の「政局的な指示だろう」との見方を示しています。
来週8日の総裁選の前倒しの是非の判断が出る前に指示を出せば、党内からは反発の声が上がることも予想されます。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









