富山市八尾町の井田川でサクラマスの稚魚2000匹を放流です。

取り組みは国土交通省富山河川国道事務所がさまざまな川魚の生息環境を整えようと行っている自然再生事業の一環で、3日は富山県立大学の学生や地元の漁協関係者など約30人が参加しました。

参加者はまず「石組み工」を体験。

「石組み工」は単調で流れが速い水路に石を組むことで、流れの速さを変えて稚魚が休めるスペースをつくるというものです。

続いて体長5~10センチ程度のサクラマスの稚魚を放流。

バケツから放たれた約2000匹の稚魚は石組みの間を元気良く泳ぎ回っていました。

放流されたサクラマスは1~2年ほどで、井田川に戻ってくるということです。