県内の新型コロナの感染者数は19歳以下の年代で増加傾向が続いています。


先月31日までの1週間に県内で新型コロナに感染した人は1医療機関あたり8.04人で前の週より1.29人減ったものの、依然、多い状況が続いています。


県健康福祉部疾病・感染症対策課 山口駿さん:「おととし去年とみてみると、夏と冬に感染拡大の傾向が見られるので、今年も夏に流行しているのは例年通りの傾向かなと。お盆もあったので、人の移動も影響したと考えられる」

現在、拡大しているとみられるのは、オミクロン株から派生した新たな変異株「ニンバス」で強いのどの痛みを訴える患者が多いといいます。

また、年代別では、10歳未満と10代で増加傾向が続いています。

県健康福祉部疾病・感染症対策課 山口駿さん:「ここ数週間で学校が始まったところも多いので、学校内の感染が一つの要因かと思う」


長野市内の小学校1校では1日、インフルエンザの集団発生も報告されていて、県は引き続き、手洗いなどの感染予防対策を呼びかけています。