ミュージカルでも鍼灸でもない 介護の道へ

田中由紀子さん
「卒業の直前に震災が起きて、世の中がガタガタと不安定になっていて、『仕事をどうしようかな?』って思っていたところだったんです。そのときに『近くでデイサービスが始まるよ』と聞いて、職員を募集していることがわかって、機能訓練指導員としてデイサービスで勤務を始めました」

学校で取得していた指圧師の資格と、後に取得した介護ヘルパーの資格がデイサービスで生かされた。

介護の道へ着々と歩み始めていた矢先、今度はコロナ禍に見舞われる。